映画 『追憶』を観てきました。⚠︎ネタバレ有り
岡田くん主演の映画『追憶』
やっと観てきました。
ほんとは初日に行きたかった、初動に協力したかった、、、、悔しい、、、オタクのくせに何やってんだ自分は、、、、、、、、、
さあ、観てきた感想をつらつらと。
多分ポロリと色々書いてしまうのでネタバレ有りと記載しておきます。
どこからがネタバレなのかはよく分からないけど。
個人的なメモなので日本語グダグダ。
12月24日 日蝕の夜。
このワードだけでなんか良くないことが起きそうな雰囲気バンバン感じる。
幼い3人が涼子さんに忘れなさいと言われたあの事件の夜。
日蝕、日食ね。神話では凶事として恐れられるって、やはりそういう意味があるみたい。
それが映画のど頭に来る。
太陽が月に覆われる日食は、これからの3人の人生に近いものがあるのかもしれない。
ゆきわりそう
親の愛に飢えてた3人にとって、涼子さんは親同然だし、親以上の存在で。血縁関係なんてなくても愛情は生まれる、そこに幸せはある。
真っ直ぐで真っ白な涼子さんを演じてる安藤サクラさんが本当に素敵だった。
その涼子さんがやっていた喫茶店『ゆきわりそう』
このゆきわりそう(雪割草)の花言葉は
『あなたを信じます』『信頼』『忍耐』『内緒』『悲痛』『少年時代の希望』
どれもこの作品にしっくりくる言葉ばかり。
伏線回収たのしい。これも映画を観る楽しみの1つ。
北陸の雄大な自然
映画館でロケ地マップを配布していた。
観たらその場に行きたくなる気持ちまで読まれてた悔しい。☜
それくらい撮影地の山々、海、街並みも美しかったなあ。カメラマン木村大作さんの撮る映像がすごかった。画面が揺れる感じるとか、あぁ人の手で撮っているんだなあって。
満開の桜の中を歩く岡田くん見ただけでなんかちょっと泣きそうになった。
3人
あの日から逃れようと刑事になった篤。婿養子に入り、家族を守るために必死に生きる悟。あの人の秘密と妻を守り続ける啓太。
家族でも愛を感じなかったり、たとえ血の繋がりがなくてもそこには本当の愛があったり。
それはあの人と3人の間にもあって。
物語のラスト、終始難しい顔をしていた篤の表情が緩むその瞬間に全てが詰まってる気がした。
追憶ってそういうことか。
過去を振り返って偲ぶこと。懐かしく思うこと。
篤にとってあの日は振り返りたくもない消し去りたい記憶だったはずなのに。
そこにはあの頃のあったかい愛が存在してたから。篤は救われたのかもしれないなあ。
それは『あっちゃん』、『けいちゃん』て呼び合うあの2人からも感じられた。
一発撮りで有名な降旗監督と木村大作さん。
この作品もそうだったみたいだけど、そう思うと俳優さん達の演技すごすぎる。
みんな主演張れるような俳優さん達ばっかり。
個人的には安藤サクラさんと木村文乃さんのお芝居が好きでした。
そしてこの作品はエンドロールまで見る。
撮影者のところにしっかりと『岡田准一』の名前が載ってる。ここまで見届けてこそのオタクです。
さーて、後何回見ようかな〜?☜